2023年7月7日
虫刺され
暑い日が続きますね。この時期は毎日あせもや虫刺されのお子さんが来院されます。今回は虫刺されに関するお話です。
まずは予防して刺されないことが肝心です。スプレータイプは吸い込みに気をつけましょう。お勧めは液体の物をお母さんの手につけて、お子さんに塗ってあげる方法です。出来れば洋服の上からも吹きかけてあげましょう。洋服に貼るシールタイプやブレスレットはあまり効果がない印象です。
刺されてしまったら、まずはしっかり冷やします。冷やすことで炎症の広がりを抑えます。氷や流水、保冷剤などが有効です。冷えピタシートは効果がありません。その後にステロイドの塗り薬を塗ります。無い場合にはムヒでも構いません。ウナクールはステロイドが入っていないので、効果は薄いですが、痒みは抑えられます。ただし、掻きこわした後にこれらを塗ると、悪化する原因になります。あくまでも初期治療にお使いください。ジュクジュクしてきた時はとびひになっている可能性もあるので、早めの受診をお勧めします。
蚊に刺されると腫れやすいと心配されるお母様がいらっしゃいます。幼稚園くらいまではそれが当たり前です。成長とともに腫れにくくなってきますので、ご安心ください。
掻いて掻いて痕になる前に、是非お試しください。